Garage A Trois live at Shibuya on 31st Jan (also live stream on USTREAM!)


http://www.contrarede.com/special/og_gat.html
今夜、Garage A Troisのライブが渋谷DUOであります。
チケットはSOLD OUTなので当日券は出ないそうですが、ustreamで生中継されますので、興味ある方は是非!
Garage A Troisの他、Special Othersも出ます。
Special Others:18:00〜 Garage A Trois:20:40〜(予定)


(追記:ustreamでの動画↓ GATはog4から登場)
http://www.ustream.tv/recorded/4345758


Michael Jackson“This Is It”をより楽しむ為の関連作品

もうすぐDVD化されるMichael JacksonThis Is It”。
自分は“This Is It”が公開され、再々公開された頃にようやく観たクチですが、同作を見るにあたり、以下の特集記事を読みました。

Wax Poetics Japan No.06

Wax Poetics Japan No.06

ブラックミュージックに焦点を当てたWax Poetics Japan紙のNo.6。写真やディスコグラフィを含む12ページのみの特集でしたが、
マイケルの生誕から、自らミュージシャンとして活動していた父ジョー・ジャクソンの元、ジャクソン5としてデビューしたジャクソン兄弟の人気ぶり、
大人になるにつれ父にプロデュースされることに反発を覚え、クインシー・ジョーンズなどと共に自身の才能を開花させて行った様など、
彼の成長にのみスポットを当てた、彼の人生を振り返るのに最適な記事でした。


さて、“This Is It”は皆さんご承知のとおり。
Wax Poeticsの特集のおかげで、すっかり独り立ちして“世界のマイケル”として君臨するに至った彼、という視点でも映画を楽しむことが出来ました。
小さい頃からパフォーマーとしての教育を受けた彼だからこそ、ステージングに厳しく、また愛情を持ってスタッフに接することが出来るんだなぁ、と。
『死せる孔明 生ける仲達を走らす』では無いですが、ここまで老若男女を熱狂させたアーティストもいなかったですよね。
最近、街でマイケルの写真見ただけで「キャー!」と訳も分からない奇声を発する女性をよく見かけます。。


さておき、“This Is It”を観た数日後、偶然友人宅で見せてもらったDVDが、“This Is It”の感動を蘇らせました。

ザ・ワン [DVD]

ザ・ワン [DVD]

2004年にDVD化されていた本作は、ビヨンセミッシー・エリオット、『Off The Wall』のプロデューサーでもあるクインシー・ジョーンズ
アイザック・ヘイズ等々の大御所達が、マイケルのビデオクリップと共に、マイケルの凄さや自分たちのマイケルについての思い出を思い入れたっぷりに語るという作品。
若き日々のマイケルのパフォーマンスも素晴らしいですが、自分もマイケルの作品と共に大人になった訳だし、大御所たちのコメントに物凄く共感出来ました。
特にファレル・ウィリアムスの目の輝きが素敵なんですが、最後に彼が「マイケルが90歳になった時にムーンウォークをしたら最高」的なコメントを
夢見るような眼差しで語る姿を見て、思わずうるっとしてしまいました。
クリップとインタビュー合わせて40分程度の短い作品ですが、マイケル関連作品に興味があれば、是非どうぞ。

Jimi Tener, Tony Allen and Rebirth of Tribe Label

Inspiration Information, Vol. 4

Inspiration Information, Vol. 4

毎度紹介しているこのシリーズの4作目。組み合わせが良すぎなのでつい手に取ってしまいます。
フェラ・クティと共にアフロビートを生み出したリヴィングレジェンドTony Allen(dr)と、
ミュージシャン以外にも様々な肩書きを持つマルチプレイヤーJimi Tenerの合作。
いなたいイメージもあるアフロビートだが、Tony Allen率いるアフロなリズム隊の良い“泥臭さ”を
Jimi Tenerが上手に拾って、自分で他の楽器の音を乗せてと、どれも丁寧に仕上げてる感じ。
アフリカンミュージックの入門編として最適であり、且つアフロ好きの心も捕らえる良作。



リバース [カール・クレイグ・プロデュース] [日本盤ボートラ付]

リバース [カール・クレイグ・プロデュース] [日本盤ボートラ付]

Stlata Eestなどと同時期に、良質な音源を提供しつつも閉鎖されたデトロイトのジャズレーベルTribe。
創始者であるPhillip RanelinとWendell Harrison、創始者の一人でありDetroit Experienceにも参加していた
デトロイトのマイルス”ことMarcus Belgrave、Tribeの後継者とも言えるAmp Fidlerなどの錚々たるメンバーが、
Detroit Experience、Innerzone Orchestraなどで新しいジャズの方向性を模索し続けているプロデューサーCarl Craigの元に集結。
彼らの楽曲をセルフプロデュースによって蘇らせた、記念すべき一枚。


参考までに、youtubeにアップされているインタビューを貼っておきます。

行ってきました

『No Mans Land』展 於:フランス大使館旧事務所棟他

会場: フランス大使館
スケジュール: 2009年11月26日 〜 2010年01月31日
木・日 10:00-18:00、金・土 10:00-22:00、休館: 月〜水、2009年12月28日〜2010年1月6日
住所: 〒106-3514 東京都港区南麻布4-11-44
電話: 03-5420-8800
http://www.ambafrance-jp.org/nomansland/


普段はなかなか入れないフランス大使館の中でイベントやってるという話を聞き、
フランス人の“遊び心を大事にする”懐の深さに感じ入り、広尾まで。
広尾の駅から大使館に向かう途中の有栖川宮記念公園の池のほとりで紅葉を楽しみつつ。
週末の夕方近くだったものでそれなりの入りでしたが、場所が広いだけに窮屈な感じは無く、
気に入った作品に見入ったり、現場で作品制作中の作家さんと話したり、
カフェでくつろいだりと、結構良い時間過ごせました。
プジョーシトロエン、エアフランス等、自国の産業をアピールするブースもあり、
そういうところはさすがに大使館が主催してるだけあるな、と。
1月の終わりまで開催しているそうなので、是非。


虫の音楽家/クマとアメリカインディアンの暮らし

小泉八雲ラフカディオ・ハーン)の3冊の小説から編集したという短編集。
タイトルどおりの虫の話だけでなく、霜が作り出す自然の造形美を讃えた「霜の幻想」、人生のはかなさを一滴の露に例えた「露のひとしずく」など、
アミニズム的で仏教的な、とても小泉八雲らしいチョイスになってました。
特に「夢を食うもの」という話で、久々に貘(ばく)という動物の存在を思い出したのが嬉しかった。
しかし、なんなんでしょう貘って。。考えれば考える程、ハマる。






クマとアメリカ・インディアンの暮らし

クマとアメリカ・インディアンの暮らし

 第1章 クマは毛皮をまとった人間である
 第2章 人はクマのように死にクマのように再生する
 第3章 クマ狩りと狩りの儀礼
 第4章 クマの毛皮、肉、骨、爪、歯
 第5章 クマとシャーマン
 第6章 <クマ医者>の治療効果
 第7章 守護霊とシャーマニズム
 第8章 クマと民話
 第9章 <ベアーダンス>
第10章 クマと<世界更新の儀礼>
第11章 世界の神話に登場するクマ
第12章 夢や幻想とクマ


インディアン達の中でクマは、“半分人間”であり、尊ぶべき存在であると考えられている。
この本では、クマという一つの“スピリット”を取り上げ、その存在を通じてインディアン達の生活を描いているのですが、
彼らの中においては、クマだけでなく、全ての動物、植物、空や大地や風等々全ての中にスピリットが存在する訳で、
クマだけでもこんなに様々な生き様を見せてくれるんだから、キツネやリスなどの動物や、植物、微生物、風なんかになったら
どんな世界が広がってるんだろう、、と手塚治虫仏陀」の中で仏陀が輪廻の中で様々な物にメタモルフォーゼして行った様に、
無限に優しくなれた一冊でした。