完全に新春とは関係ないけど、今年一発目のレビューです。
ちなみに、完全に独自の路線を突っ走ってレビューを書いてますが、音の主流はエレクトロ+ジャズ(+アフロビート)で一貫してますので、
”静かな夜のお供”を探してる方は是非参考に。
また、全て当地ジュネーブにて購入しておりますので、日本で入手困難なモノはご放念下さい
(TOKYOは世界一のCD流通量だから平気だと思うけどー)。

Moodymann/Black Mahogani II('04)

黒地に青でタイトルのみが書かれた怪しいジャケ。アーティスト名はさっぱり書いてなかったけど、
タイトルからしMoodymannのアルバムの続編と推測して購入。前作はドロドロした中に4つ音混じりでハウス寄りだったけど、
続編は薄暗いジャズが前編を覆っているのみ。カッコイイ!んだけど、ますます女の子とは一緒に楽しめない作品となっております。

Mathew Herbert/secondhand sounds:herbert remixes('02)

同じpeacefrog recordsから出てる、いつもエレクトロなアンビを聞かせてくれるHerbertのremixモノ。
一曲目にNils Petter Molvaerのmixが入っていたので購入。他にはherbert自身の曲のremixや、
Nu Jazzではメジャーなmolokoや、その辺のアーティスト達の曲が入っております。

Antipop vs Matthew Shipp/Antipop Consortium('03)

同じMathewでもコチラはMatthew Shipp。対するはHip HopのAntipop。
去年Thirsty Ear Recordingsから出たDJ SpookyのバリカッコイイRemixモノの中で聞いたAntipopを探し求めて、
CD屋のelectroやクラブミュージックのコーナー、はたまたまさかと思いながらJAZZのコーナーまでをも彷徨った結果、
いつもは見ないUS RAPのコーナーで偶然発見しました。Matthew Shipp Trioの狂ったジャズ演奏に乗っかるAntipopの過激なラップ。
実験的とは言え新たな音の世界にシビレマス。