It was really happy, powerfull and also increadible stage that I've ever seen.

afropsychic2004-07-10

個人的にここ数年来の憧れの地であった、このイベントへ足を踏み入れました。
今年は7月2日から17日まで、レ・マン湖の東岸の町モントルーにて毎年開かれている、歴史ある音楽祭です。
で、昨夜は若者達がSean Paulのダンスフロア・レゲエへ流れ込む中(いや、自分もかなり行きたかったけど)、
僕らはGilles Peterson presents "WORLDWIDE"へ。
出演はニュージャズ界の重鎮Nicola Conte、熱いファンクを聞かせるAmp Fiddler、HipHopからMosDef、
そして大取のLouie Vega & His Elements of Lifeという正にこの夜のテーマに相応しい蒼々たるメンバー。


もちろん全てのバンドがジャンルを問わず生演奏。Nicola Conteが激渋く、時に激しいジャズを展開すれば、
Amp Fiddlerはダンサー二人を引き連れたファンクバンドで大暴れ。しかしMosDefの時は、なんと観客が英語を理解出来ず、
『Say〜〜!』に誰も答えないという恐ろしい展開にMCが『英語分かりますかー?』と優しく聞く始末(笑
そこはさすがスイスでございます。しかし熱いHipHopファンがアゲにアゲて、無事終了。


そして大取のLouie Vegaがバンドを引き連れて登場。彼は今回、バンドの”指揮者”なので、ちっちゃい身体ながら腰を振り振りバンドを操る。
しょっぱなから熱いラテンでスッ飛ばしたせいで、客は一瞬引き気味だったが、その後も続く彼ら独特のラテン・サルサ・アフリカンゴチャ混ぜの
ソウルフルなハウスビートに客も吊られて踊り出し、終いにはアンコール二回で、やるだけやって朝4時で会場の時間切れ。
休日出勤の疲れと空腹とで朦朧としていた中、必死で全てを記憶に収めようとしてしまう位、二度と見れないであろう最高のステージだった。


えぇ、というわけで、意識を失う直前に、興奮を書き記しておきます。
来週は今年二回目となるHarbie Hancockを見に行くのだ!