ありがとう、の意も込めて

afropsychic2004-09-15

仕事から帰ってきて、いつもの様に郵便受けを開けたら、
なにやら普段とちょっと違う封筒が一通入っていた。
もちろん、自分の宛名が書いてある電話料金やらガス代の請求とは違う、
手書きの、しかも見覚えのある名前の入った封筒だった。
部屋へ入って鞄を置いて、すぐさまビリビリと封筒を開けると、
中にはハガキ大の”タタミ”が一枚。
『ん!?…』と思ったら、タタミが貼り付けてある手紙だった。
なんてことは無い、『暑中見舞CD』へのお返し的な手紙ではあったけど、
タタミっていうのが”粋”で、その人独特の文字や文章の書き方が出ていて、
僕はそれだけで、久々の友人に会えたかの様に、すごく嬉しかった。


伝えたいことは、会わなくてもe−mailで終わる今の世の中。
同じ時代なのに、人の手を渡り、海を渡り、やっとこさ届く手紙。
ハガキや封筒を選んだり、文章を間違えない様に書いたり、
こういうことを”手間”と思ったら最後、そりゃ結構な手間なんだけど、
やっぱりこのアナログ具合に、人の気持ちやぬくもりが妙にこもるなぁって、
改めて思いました。


郵政が民営化しても、手紙はForeverです!