DVDで『BILLY ELLIOT(邦題:リトル・ダンサー)』を観た。
いつだか忘れたけど、結構前にやってたのは知ってて、
でもその当時母親が”いい映画だったわよー”なんて教えてくれて、
元来ひねくれ者で他人が良いと言った物はなんだか観る気が失せるタチなので、
その母の一言によって、ますます観るに観れなくなっていた映画でもあった。


ま、ひねくれ者の話はいいとして、
この映画にもなんだか素直じゃない男達が出てくる。
でも彼らのキャラが妙にグッと来るというか、熱いというか、
ある種一昔前の”日本のお父さん”的な、分かり易く例えれば星一徹の様な、
そんな無骨なオヤジが最高に泣かせるキャラだった。
なにはともあれ、ビリーはダンサーになるんだけど、
この映画の良さはあのオヤジに尽きるな、と。自分の中ではね。


とりあえず、ここ数ヶ月でポロリと泣いたことはあったけど、
今日は人生でも何回かしか経験が無いくらい、
鼻水をすすり上げてマジ泣きしてしまいましたわ・・。


ってか、ベタベタのイギリス英語はメッッチャクチャ聞き取りづらいし、
そもそもイギリスの労働階級っていう設定すら日本人的に理解し難いのに、
言葉をスッ飛ばした状況判断だけでガンガンに泣いた自分も素晴らしい(笑