『忍びの者』

仕事の後に、”日本映画祭”にて『忍びの者』を観た。
正に『ニンジャ』というイメージを日本人だけでなく世界に植え付けた、
日本映画界の名作と呼ばれる映画なんでしょう。
お客さんもなんだか異様に多かった。
手裏剣を投げ、風を切って走り、石垣をひとっ飛びに飛び越え、
眠り薬や毒薬を使い、剣術の達人、という伊賀の石川五右衛門が主人公。
傍若無人で神をも恐れぬ織田信長に対し、『忍びの心は仏の心』と、
二つの伊賀忍者が競い合いながら、信長暗殺を試みる。
時に恋あり。いや、意味も無く恋に溺れ出し、身を滅ぼしていく五右衛門。
その辺の素晴らしい展開がなんとも良かった(笑
そして最後に、観客は忍術の極意を教わるのであった。
にんにん。