『Jungle Fever』

スパイク・リー三本セットの中の一本。
人種の壁、麻薬問題、男女や家庭の中での愛憎・・・。
悲しくて、切なくて、胸がメチャクチャに締め付けられるんだけど、
でもホントに濃すぎて頭がいっぱいで、全然泣けなかった・・。


冒頭でスティービー・ワンダーが歌う『Jungle Fever』という歌詞の中の、
”for color-blind are inner feelings”という部分が、
最後の最後まで自分の心に残った。
何故ならyellowである日本人として、海外で何度も不愉快な体験をしたし、
また、自分の中のwhiteやblackや別の国の人間に対する”違和感”は、
海外に住み、いろんな国々の人と会い、どれほど仲良くなっていても、
心の奥底から無くならないからである・・・。


”別にいーじゃん、みんな違うんだから”で終わってしまいたい。