渋谷 古書センターにて
- 作者: 西田正好
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1979/07
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第1章 隠遁の風土学 ー 逃避の中での発見
第2章 日本文化のアニミズム ー 山川草木の神々
第3章 遊行の精神史 ー 自然に生き、自然に死す
第4章 無常の美と心 ー 移ろうもの、滅びるもの
第5章 神仏習合の文化 ー 生活の中の神と仏
第6章 理想の自然と現実の自然
第7章 砂漠化する文明社会 ー 滅びゆく花鳥風月
自然の中に住み、遊行や隠遁を行った吉田兼好や西行法師、良寛などは、
その中で“自然宗教”とも言える美しさやダイナミズムに陶酔していきました。
その中で突き詰められていた物とは何なのか、彼らが残した詩や詩を交え、
自然宗教と仏教、日本の原始宗教(アニミズム)など、
日本文化の花鳥風月について探求した作品。