てれび

afropsychic2004-05-27

先ほどチャンピオンズリーグ決勝のテレビ中継が終わり、ポルトが3−0でモナコを下して優勝致しました。


というお知らせをしつつ、テレビの話。こっちでも一応衛星放送で日本のテレビが見れます。その名もJSTV(ジャパン・サテライト・テレビジョン)だそうで、イギリスを拠点に欧州各地で電波が入る様です(ま、加入しないと見れないんだけど)。
基本的に家ではほとんどテレビを見ることはありませんが、職場はJSTVに加入しているのでいつもどこかの部屋で日本語放送の音が聞こえます。主な番組はNKHで、マジメな話をしているウラで流れる『おかあさんと一緒』とかは場の雰囲気ぶち壊しで最高です(笑


NHKも最近は意味不明なプログレ番組が増えている様で(昔からかなぁ)、特に最近のお気に入りは『にほんごであそぼ』です。基本はkonishikiも出演している子供向け番組ながら、日本の古典や中国の漢文などを取り入れて、更には歌舞伎役者も出演し、言葉の持つ音のオモシロさを上品且つ分かりやすく紹介してくれます。
その中で、グッと来た詩をひとつ。


山あれば 山を見る 雨の日は 雨を聞く (杜甫


自然と共に生きているという感じがこの素朴な詩に詰まっていて、また人生の達観っぷりに一人感動して、遠くの山をぼーっと見ちゃいました。


というわけで、すっかりテレビの話から逸れてしまいましたが、一応”日本のノリ”ってのは日本のテレビでしか掴めないってのもあり、テレビというモノは重要だったりしますね。マスコミが異様な力を持っている今、何が国を動かす大ニュースに発展するか分からない時代なので。