今日は一日、仕事で終わった・・と思ったけど、
昼休みに二枚の新譜をほぼ衝動買いに近い形で買ったことを思い出した。
一枚目は、Fatboy Slimの『Palookaville』。
もう一枚は、R.E.M.の『Around The Sun』。


まずは聞く前に結構期待をした、ジャケもいい感じのFatboySlimから聞いてみた。
で、思いがけず、いまいちだった(笑
確かに大物ゲストが参加してるし、彼の名前は今相当にデカイ。
でも、MIXモノではめっちゃくちゃにいい仕事するのに、
普通に曲作ると一枚目からいまいち進歩が感じられないのね。
しかも、せっかくの自分のCDは、なんで全曲MIXして繋がないわけ〜?
というわけで、まぁいい曲は数曲あったにしろ、
彼の様なスタイルの音は、手元にもっと格好いいのがいっぱいあるので、
そのうち棚の隅にしまわれる運命になるでしょう、と。


そんななんとも言えない気持ちで聞いた、R.E.M.は、
そういう気持ちとかをどーでもよくさせてくれる、オトナのロックでした。
ボブ・ディランデビット・ボウイルー・リードなど、
脈々と引き継がれる”ロック”というスタイルをしっかり周到しつつも、
古くささというよりは更に新しい”ロック”というモノを探求している様な、
そして中身の濃い歌詞も、一筋縄ではいかないメロディーラインも、
聞けば聞くほど味が出る活動20年以上のいぶし銀☆アルバムでしたわ。


とりあえず、数行前に”オトナの”と付けた訳は、TPOを選ぶよ、という意味で、
でも、秋の夜長にのんびり、くらいがベストかと思います。
オマエももっと進化しろノーマン・クック