ラテンの心

先日街でジーンズを買いまして、珍しく英語が話せる店員相手に、
”コレすっげーいいけど、僕にはちょっと丈が長いんだよね”
なんて話をしたら、直してくれるってんで早速お願いしました。
これが先週の水曜日。
で、先週末土曜日に、♪るんるる〜んと品を受け取りに言ったら、
なんと『まだ終わってないみたいだから、月曜日にまた来てね』
と、サラッと言われました。


コレは、日本じゃ絶対にアリエナイことですわ。
『テーメコラこっちは先に金払ってんだゾ、4日もあったのに終わって無いって、
”土曜日に来い”って言ったらそれまでに普通終わらせてるんじゃないの!?』
と、店員相手にインネン付けても良かったんですが、
これはあくまでも日本人の常識的考えに基づいたインネンで、
相手はラテンの方達なので、一瞬にして怒りを鎮めることにしました。


ラテンの方達は、僕ら日本人とは違う概念で生きてます。
いや、どの国の人たちも、特に欧米人に関しては、
とても大雑把な枠で物事を捉えながら、いつでもユーモアと共に生きてます。
仕事に燃える、なんて完全に日本人的発想です。
先日仕事で、品物を注文して、品物は届いたけど請求書が届かなかったので、
支払えないなぁと思って電話して『請求書が来ないけど?』と聞いたら、
相手の担当に『そんなに早く金払いたいのか』と大笑いされました。


ステキな奴らです全く。彼らと付き合うと心が広くなりますよ。
でも自分がそんなラテン気質な人間になって帰ったら、
日本じゃ”なんだかだらしがないヤツ”と思われてしまう訳で、
なんとも考え出したら難しい話です、価値観とか、人種とかね。