今日のニュースから

afropsychic2004-12-07

OECD経済協力開発機構)が世界40カ国の中学生を対象としたテスト結果で、日本の学力が”世界のトップからの陥落”したことを認めた。という記事があった。
文部科学相は『もっと勉強しなければいけないということを、徹底しなければいけない』というコメントを発表。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000024-san-soci


様々なニュースで、『これは”ゆとり教育”の弊害だ』と当然の如く書いているけど、これは議論のすり替えで、問題はそこじゃあ無い。今さら文科省を攻めても、彼らはそれを現場の問題にすり替えるだけで、何の解決にもならない。午後は早々に授業が終わって下校する”スーパーゆとり教育”のスイスの中学生に負けちゃうんだからさ〜、なんとも言えない結果だけどね〜。


そんなタイミングで今日、芥川賞作品『蹴りたい背中』ってヤツを読んでみた。”まぁ19歳の新人の本だな”という程度で、何かを期待した分ちょっと残念だった。100万部突破ってのは結局話題性(ブーム)の力か、な〜んて。でもこの本と、もう一人の芥川賞作家のヒットのおかげで”若者の読書離れが改善された”なんて話もあるね。今回の芥川賞選定のウラにちょっとした”作為”があったとしても、業界も潤って、小・中学生の脳が少しでも柔らかくなって行くのなら、一石二鳥の話じゃない。


ゆとり教育”で出来た時間を読書に回し、教師がその楽しさを国語力という総合的なモノに繋げて、いい感じに回していくといーのかなーなんて。
でも家にばっかりいると、日本人の”運動能力低下”がますます加速する一方だぁね。
あーぁ、あっちを立てればこっちが立たず、というまとまりのない感じで、自分の国語力も大したことねーな(笑