CDレビュー

今日JAZZ屋さんで仕入れたCD(いつもは5点満点のしかレビューしてないんだけど、今回のはいろいろあったので星付きです)。

Charlie Hunter, Bobby Previte and Greg Osby/GROUNDTRUTHER('04)

★★★☆
最近ハマッテるThirsty Ear RecordingsのBlue Seriesから出てた、8弦ギター野郎Chalie Hunterモノです。
ちなみにBobbyはDsとElectronics、GregOsbyはBluenoteからもたくさんCDが出てるAltSAXの人。
説明に、「99%ライブで、100%インプロ(即興)だ」って書いてあるのがいかにも彼らしい感じ。
変態具合は結構抑えめながら、ゆるめで意味不明なトラック満載で、なかなかの聴き応え。

The Larry Goldings Trio/As One('00)

★★★★
コレはCD屋のおっちゃんのオススメ品。僕がMM&W辺りを好きなことを知ってるので、オルガントリオをチョイスしてくれました。
ギターで参加しているPeter Bernstein(親子揃って映画音楽家らしい)がまたイイ!で、音の方は、ジミー・スミスみたいなオルガン王道系。
NYだしね。でもギターもいいから、まとまってる感があって聞きやすい。

Uffe Steen/Dust in my coffee('04)

★★★★
デンマーク出身のUffe(g)のリーダー作。これもギター、ベース、ドラムのトリオです。
このUffeさんはブルース好きらしく、ギターの音はほとんどブルースなんだけど、でもロックというよりはジャズ寄りな不思議なトリオ。
数曲違うノリ(タンゴ、ラテン)が入ってて、彼の演奏の幅の広さがうかがえます。

Wayne Horvitz/Forever('00)

★★★★
Skerikとの変態バンドPONGA及びZONY MASHと、狂ったキーボード音を炸裂させている天才(奇才?)Wayne Horvitzの87年のピアノカルテットだと言うので、
結構期待して飛びつきました。が、物凄いモノを期待していたら相当マトモだったので拍子抜け・・
ショックであまり真剣に聞けてませんが、不穏な空気漂う神秘的な世界観は、これはこれとして案外イイのかも。
聞けば聞く程味が理解出来てきました。