afropsychic2004-06-12



もうすぐ日本に帰ってしまう知り合いがいたので、週末を利用して一泊二日でイギリスに行ってきた。


黒地の軍服の様な制服に黒い山高帽を被って、ニコリともせずいつも背筋を伸ばして直立している警察官。
薄汚れた様な茶色いモザイクのレンガに、細かい彫刻が施された巨大な国会議事堂とビッグ・ベン
そそり立つ高い石の柱の上にある軍人の銅像


全面ガラス張りの丸い円形のドームの様な市役所。2000年に作られたという巨大なガラス張りの観覧車『London Eye』。
一見倉庫の様なレンガ作りの建物の中に広がるハイテクなUNDERGROUNDの駅。風を切って歩くパンクキッズたち。


僕はイギリスの、堅苦しい貴族的土壌から解き放たれたい一心で生み出された様な、洗練された”無骨さ”が好きだ。
同時に、それらが生み出された背景には、腐らずに存在する、自国に対する誇りと思いやりが、
この国が未だに世界の表舞台で活躍する原動力になっているのでは無いかとも思う。


同じ島国、同じく長い歴史を持つ日本。街の持つ新旧対照的な印象は、
どちらも世界有数の”サブカルチャー発信地”であることに間違いは無い。
しかしながら、心が無いぞ日本!