afropsychic2004-07-25



チューリッヒはスイスの中で一番大きい街であり、他の国とのハブ空港でもある(日本への直行便もスイスではチューリッヒからしか出てない)。
でも首都では無い。スイスの首都はめっちゃ小さな町、ベルン。


ドイツ語圏のこの街は、看板もドイツ語、並んでる店もドイツ資本の店が多かった。巨大なチューリッヒ中央駅の地下には、
ヨーロッパで一番大きな地下ショッピングモールがあることで有名で、また地上は”チンチン電車”の様な二両編成のトラム網とバス網が無尽に張り巡らされている。
メインのバンホフ通りの両脇には、古い建物をそのまま使ったブランド品のショップが建ち並び、一本脇へ入ると石畳で坂の多い、古いヨーロッパ独特の街並みが見れるが、
そこにあったのもブランド品のショップ。同行者の一人が『ここら辺一帯がVOGUEだね』と唸るのも納得だった。
バンホフ通りの突き当たりには、チューリッヒ湖が広がり、週末は湖畔の道に出店が出たりして、店が閉まった夜はみんなソコへ向かう様だった。
また、東側にある橋を一本渡ると、安めのショップや食べ物屋、バーやクラブなどがある庶民向けの地域があり、ウロウロするには持ってこいの場所だった。


ちょうど僕がいた日曜日は、何処の店も休みでつまらなかったけど、湖畔沿いの道でトライアスロンの大会が開かれていて、
最初に通りがかった時にはチャリンコだった人たちが、美術館からの帰りに見た時には同じ道を走っていた。
どっかで泳いできたっぽい。


同じ国なのに地域によってこれだけ違うんだなぁ、というのが他言語国家スイスの一種の魅力なのかもしれませんねー。