afropsychic2004-10-24



二日目。
ブリュッセルから北へ数十キロの街アントワープへ、
フランダースの犬』のネロ少年が死ぬ前に見たという
有名なルーベンスの天井壁画があるという教会へ行くことになった。


再びダーッとオジサンが飛ばして、数十分で隣町へ着いた。
小さな町の中心へ進むと、難なく巨大な教会の頭が見えてきた。
余裕綽々で教会へ入ったまでは完璧だったが、
なんと日曜はミサで、昼過ぎにならないと一般公開されない日であった。
予想外(もう少し頭を回せば思いついたかも知れないけど)の展開に、
もう帰るしか道が無くなってしまったボク達は、
腹ごしらえをしに近くのレストランへ入り、朝食を取った。


その後一端ブリュッセルへ戻り、お土産であるマロングラッセを買い、
最後の気力を振り絞りながら200キロですっ飛ばして、
夜9時にジュネーブの明かりを見ることが出来たのであった。


というわけで、二日間で車内17時間以上、観光数時間という強行軍は幕を閉じ、
ボクの頭の中の地図には新たにベルギーまでの道がインプットされたのであった。
ま、車じゃ二度と行かないけどね・・。